先日、某サイトで50?と90?レンズで背景の見え方の違いについて話題(私のせいとの噂もありますがあくまで噂)になっていましたが、非常に興味深い内容だったので自分で試して見ることにしました。その話題が出た時には90?以上のレンズを持っていなかったので実現不可能だったのですが、新しいレンズを買ったので実行することができるようになりました。ただ、50?時と90?時でレンズを変えなければならなず、レンズの表現能力の違いがでてくるのですがそれはとりあえず無視する事にします。
撮影条件は
カメラ:Canon EOS Kiss Digital
レンズ:50?時 Canon EF-S 18-55U
90?時 Canon EF75-300?F4-5.6 IS USM
モード:Mモード
シャッター:1/125秒
絞り:8.0
山茶花(さざんか)の垣根を使って撮影。左端の山茶花の花が出来るだけ同じ大きさになるように立ち位置を変えて撮影。撮影後、サイズを600×400ピクセルに縮小。


比較してみると見える範囲は当然、90?の方が狭くなっています。中央付近の花の大きさをみると90?方が大きく見え、左端の花との距離が近く写っています。また、中央の花のピントは90?の方がボケています。
これからすると50?と90?の背景の違いは90?の方が遠くの物体が近くに見えるのですが、ピントは甘くなると言った所ですね。頭の中では分かっていますが、実際に写真にして違いを見るとより分かりやすいですね。

ついでなのでもう少し焦点距離を伸ばして撮ってみました。この位になると差がかなり顕著にでてきます。遠くの花がより大きく、ボケて写っているのがはっきりと分かります。
撮影条件は
カメラ:Canon EOS Kiss Digital
レンズ:50?時 Canon EF-S 18-55U
90?時 Canon EF75-300?F4-5.6 IS USM
モード:Mモード
シャッター:1/125秒
絞り:8.0
山茶花(さざんか)の垣根を使って撮影。左端の山茶花の花が出来るだけ同じ大きさになるように立ち位置を変えて撮影。撮影後、サイズを600×400ピクセルに縮小。

焦点距離50?

焦点距離90?
比較してみると見える範囲は当然、90?の方が狭くなっています。中央付近の花の大きさをみると90?方が大きく見え、左端の花との距離が近く写っています。また、中央の花のピントは90?の方がボケています。
これからすると50?と90?の背景の違いは90?の方が遠くの物体が近くに見えるのですが、ピントは甘くなると言った所ですね。頭の中では分かっていますが、実際に写真にして違いを見るとより分かりやすいですね。

焦点距離200?
ついでなのでもう少し焦点距離を伸ばして撮ってみました。この位になると差がかなり顕著にでてきます。遠くの花がより大きく、ボケて写っているのがはっきりと分かります。