2004年の12月にSonyから発売されたPSP(プレイステーション・ポータブル)、色々と不具合も出てきているようですが、たまたま買うこと(2005年1月24日)が出来たのでさっそく使ってみました。さて使い勝手は・・・・

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箱と外観


まずは大きさですが、ゲーム機ですので手のひらサイズって訳にはいかなにので結構、大きいです。小学生なんかだと手に余るのでは?と言う大きさです。外寸で言うとプレステのコントローラーと殆ど同じ大きさです。画面は4.3インチのTFT液晶(最後に主な仕様を書いておきます)で1,677万色なのでゲーム機としては申し分ないレベルでしょう。ただ以外に重く、長時間もっているのはきついかも知れませんね。大きさ的に持ち運びが便利って言うほどでもないですし・・・

○ゲームについて

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UMD


ゲーム用のソフト(その内、音楽用や映像もでるらしい)はUMD(Universal Media Diskの略)と言う記録媒体に入っています。UMDとは・・・

・UMD
SONYの開発した光ディスクの名称。直径60mmで容量は1.8GB、128ビットAES暗号によるコンテンツ著作権保護方式を採用している。

との事です。ゲーム機ですのでゲーム自体のクオリティは高いです。サウンド、グラフィック共にかなりいいと思います。しかし!UMDからの読み込みが結構、遅いです。ソフトを2つ(RPGとアクション)買いましたが、どちらでも立ち上がりや画面の切り替えの待ち時間が長いです。光ディスクなのだからもう少し早くてもいいのになぁと感じます。とは言え、通常の操作自体はとりたてて問題ないので満足のいくレベルですね。

○ゲーム以外について
実はゲーム機としてであれば買おうとは思いませんでした。ゲーム以外に映像や音楽配信をできるとの事で買う決断をしました。しかし・・・これがいまいちなんです。映像に関してはまだビデオ再生を行えるような準備をしていないのでここでは書きませんが、音楽についてはちょっと面倒ですね。記録素子はSonyですから当然のごとくメモリースティック・デュオ(以降MSD)。このMSDの編集を行うためにはパソコンが必須です。

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フォルダ作成


音楽を聴くためにはMSD内に”PSP”と言う名称のフォルダを作成しさらにその中に”MUSIC”と言うフォルダを作る必要があります。ところがPSP自体ではフォルダを作成することができません。PC上から作るしかないのです。また、音楽のダウンロードもPCから行うしかないのでちょっとわずらわしいです。保存形式はMP3に対応していますのでこれは従来のMP3プレーヤーと同じ要領で行えますから楽ですね。音質はもうひとつって感じですが我慢できないほどではありません。

私の様にゲーム以外での活用を考えている方は慌てて買う必要はないかな?と思います。ゲームの種類もまだまだ少ないですし、将来的な可能性は非常に高いと思いますがトータルで見ると期待が大きかっただけにもうひとつと言う印象です。

○PSPの主な仕様(取説から抜粋)
本体色:ブラック
外形寸法:約170×23×74mm(幅×高さ×奥行き)
質量:約280g(バッテリー含む)
CPU:PSP CPU(動作周波数1?333MHz)
メイン・メモリ:32MB
内蔵DRAM:4MB
ディスプレイ:4.3インチ 16:9ワイドスクリーンTFT液晶
       480x272ピクセル 1,677万色
サウンド:ステレオスピーカー内蔵
記録素子:メモリースティック PRO デュオ
主な端子
 :“メモリースティック デュオ” スロット
 :USB端子
 :外部電源供給端子
 :本体電源入力端子
 :ヘッドホン/マイク端子
対応プロファイル
 :PSP Game
 :UMD Audio (プロファイル名 TBD)
 :UMD Video (プロファイル名 TBD)
ワイヤレス通信機能:インフラストラクチャーモード
          アドホックモード(最大16台同時接続)