今日は中秋節、いわゆる中秋の名月を楽しむ日です。名前から分かるように元々は
中国の風習で旧暦の8/15は秋の中間で満月になる時期でもある為、家族がそろい
月餅を食べながら家族の団欒と豊作を願うそうです。由来はもちろんあるんですが
それは話が長くなるので最後に書いておきます(^_^)

そんな訳で、今日は天気も良いので綺麗に月が見えました♪月餅は無いので
お団子を買ってきて定番のススキを添えて、飾ってみました月

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この写真はもちろん、合成です!
本当にこの位の大きさで月が見えたら
楽しいんですがねぇ~

*うんちく*・・・・・・


○中秋節って?
中国の伝統的な祭日。旧暦(農歴)の8月15日頃は、秋の真ん中に当たる為、中秋と呼ぶ。中国では丸い月を団欒の象徴と考え、豊かな収穫を目前にしたこの日に家族が集まり、月餅を食べ幸せで円満な生活を祈る。
ちなみに日本では月にウサギがいて餅をついてるというお話がありますが、中国では美しい女性がいると言います。

○由来は?
昔、昔、中国で太陽が10個一度に空に現れ、大地は荒れ果て海は干上がり人々が困っていたのを后ゲイという勇敢な若者が一気に九つの太陽を射落とし救った。その後、彼は嫦娥という娘を嫁に取る。嫦娥はとても美しく、そして穏やかで聡明な女性で二人の仲はむつまじく、幸せに暮らしていた。ある日、狩の途中で后ゲイは一人の年老いた道士に出会い、老道士は后ゲイの人となりに感服し一包みの不老長寿の薬を渡した。后ゲイはその薬を飲む事を良しとせず、葛篭の中にしまい妻に預けました。その薬を狙って后ゲイの留守に部屋に忍び込んだ悪漢から薬を守る為に妻はその薬を飲んだ。すると彼女の体は突然軽くなり、窓を抜け出し一直線に空高く舞い上がりましたが、彼女の夫を思う気持ちは強く、地上から一番近い月に彼女は降り立った。その事を知った后ゲイは必死に月を目指しましたが辿り付く事は出来ず、庭に嫦娥の好きだった果物などを置き、彼女を祭った。近くの人たちもそれにならい、果物をのせたテーブルを供え心やさしい嫦娥をしのんだ。その日が8月15日でそれが毎年続き、世間にも伝わり8月15日が中秋であったことから中秋節としてお祭りするようになった。